作家 氷室冴子 – 銀の海金の大地

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投稿:2018年2月9日/更新:2018年2月9日12:48 AM

クライアント名

氷室冴子様

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紹介・口コミ・レビュー

今回は作家 氷室冴子さんの紹介をさせて頂きます。

実はとある業界人から…氷室冴子さんの、特に『銀の海金の大地』についてスポットを当てた記事を執筆して欲しいという依頼がありました。

氷室冴子さんは學校図書になっていたこともあり、今でも30代の女性を中心に人気を誇る作家さんです。

そんな氷室冴子さんの生涯からまずは見ていきましょう。

氷室冴子さんとは?

氷室 冴子(ひむろ さえこ,1957年1月11日 – 2008年6月6日)は、日本の小説家で、
1980年代から1990年代にかけて集英社コバルト文庫を代表する看板作家であり、
かつては正本ノン、久美沙織、田中雅美とあわせてコバルト四天王と呼ばれていました。

氷室冴子さんの生涯

北海道岩見沢市出身。北海道岩見沢東高等学校を経て藤女子大学文学部国文学科へ進学。
当時の知的流行であった構造主義に傾倒し、志賀直哉の文庫本をバラして1日1ページのペースで一字一句の文章を解析する学究生活を送る。

大学3年の夏に賞金目当てで第10回「小説ジュニア青春小説新人賞」へ応募して佳作を受賞。
その時点では職業作家を目指していなかったものの、このときの受賞作「さようならアルルカン」で、1977年(昭和52年)に小説家としてデビューする。

大学は卒業するがオイルショックの影響で就職ができず、母親と喧嘩して家を飛び出して高校時代からの友人と共同生活を始める。
手元にあったのは出たばかりの初単行本『白い少女たち』の印税60万円であり、家賃から雑費まですべて含めて月1万9000円の貧乏生活を開始。

月に1本のペースで小説を書いては出版社に送りつける。学園コメディー『クララ白書』の印税を手にしたときは銀行預金の残高が4万円しか残っていなかった。
その後、宝塚歌劇をモデルにした漫画『ライジング!』の原作を手がけることになり、生まれ育った北海道を離れて1981年(昭和56年)に宝塚へ転居。
小説家であることを隠してファンクラブに潜入し、若手スターの追っかけをしながら原稿を執筆する。1年ほど宝塚で暮らし、ファンクラブ内では準幹部まで出世している。

『雑居時代』が重版を重ねることで職業作家としての道が確立し1982年(昭和57年)に札幌に戻ったが、
長距離電話代の請求額にショックを受けて1983年(昭和58年)に上京。

これと平行して隔月雑誌『小説コバルト』に『ざ・ちぇんじ!』『シンデレラ迷宮』などを発表。
なんて素敵にジャパネスク』シリーズで一躍集英社コバルト文庫の看板作家としての地位を確立し、少女小説ブームの立役者として活躍した。

古代日本を舞台に設定したファンタジー『銀の海 金の大地』シリーズ、小学校時代を舞台にした半自伝小説『いもうと物語』、
結婚を迫る母親との攻防戦を描いたエッセイ『冴子の母娘草』などの作品もある。

次第に『Cobalt』以外にも活動の場を広げ、徳間書店のアニメ情報誌『アニメージュ』で連載した『海がきこえる』は1993年(平成5年)にスタジオ・ジブリでアニメ化された。

1990年代後半以降は体調を崩しがちになり、目立った執筆活動はなかった。2000年代は漫画賞の選考委員などを行っていた。
2001年に雑誌コバルトの取材で斎宮歴史博物館を訪れ学芸員と対談、斎宮を舞台にした平安時代小説の新作の構想で盛り上がったという。

2008年(平成20年)6月6日午前9時、肺癌で死去した。51歳没。
生前親交の深かった日本橋学館大学(千葉県柏市)の田中二郎准教授に約850冊の本を譲っていた縁で、
2009年10月24日、同大学で「氷室さんを偲ぶ一日」が開かれ、田中准教授は「思い出を語る会」で氷室のパワフルに過ごした私生活などを紹介した。

また同大学図書館では、寄贈された本や氷室が愛用したパソコン・キーボード、
原稿用紙などを公開する展示企画「氷室冴子の世界 ~寄贈本と思い出の品~」を同年9月中旬から10月末まで開催していたが、
読売新聞や千葉日報で紹介されるなどしたため、11月末まで展示は続けられることになった。

引用:氷室冴子のWikipediaより

氷室冴子さんは当時、少女小説ブームの立役者でした。歴史に名を残す数々の名作を生み、51歳という若さで亡くなっています。

氷室冴子さんの作品一覧

作品 小説

*出版社表記のないものは全て集英社文庫コバルトシリーズ(コバルト文庫)

・白い少女たち 1978年
・さようならアルルカン 1979年 – 表題のデビュー作を含む短編集
・収録作品は「さようならアルルカン」「アリスに接吻を」「誘惑は赤い薔薇」「妹」
・クララ&アグネス白書
・クララ白書 1980年
・クララ白書ぱーとII 1980年
・アグネス白書 1981年
・アグネス白書ぱーとII 1982年
・恋する女たち 1981年
・雑居時代 1982年
・ざ・ちぇんじ! 上下巻 1983年
・シンデレラシリーズ
・シンデレラ迷宮 1983年
・シンデレラ ミステリー 1984年
・少女小説家は死なない! 1983年
・なんて素敵にジャパネスク シリーズ
・なんて素敵にジャパネスク 1984年
・なんて素敵にジャパネスク2 1985年
・ジャパネスク・アンコール! 1985年
・続ジャパネスク・アンコール! 1986年
・なんて素敵にジャパネスク3人妻編 1988年
・なんて素敵にジャパネスク4不倫編 1989年
・なんて素敵にジャパネスク5陰謀編 1990年
・なんて素敵にジャパネスク6後宮編 1990年
・なんて素敵にジャパネスク7逆襲編 1991年
・なんて素敵にジャパネスク8炎上編 1991年
・同舞台の連作
・なぎさボーイ 1984年
・蕨ヶ丘物語 1984年
・多恵子ガール 1985年
・北里マドンナ 集英社 1988年 のち文庫
・ヤマトタケル 1986年
・冬のディーン 夏のナタリー1-3 1988年 – 1993年
・レディ・アンをさがして 角川文庫 1989年
・碧(あお)の迷宮 上 角川書店 1989年
・いもうと物語 新潮社、1991年 のち文庫
・ターン―三番目に好き 集英社、1991年 のち文庫
・銀の海 金の大地シリーズ
・銀の海 金の大地1-11 1992 – 6年
・古代転生ファンタジー・銀の海 金の大地 イラスト (短編小説「「羽衣の姫」を収録)
・海がきこえる1-2 徳間書店 1993-5年 のち文庫
・月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ! 2012年 – 『ざ・ちぇんじ!』と文庫未収録3作品を収録した作品集
・収録作品「月の輝く夜に」「ざ・ちぇんじ!」「少女小説家を殺せ!(少女小説家は死なない!番外編)」「クララ白書番外編 お姉さまたちの日々」

参考:氷室冴子のWikipediaより

エッセイ

・冴子の東京物語 集英社 1987年 のち文庫
・プレイバックへようこそ 角川書店 1989年 のち文庫
・プレイバックへようこそ2 角川書店 1990年 のち文庫(「委員物語」に改題)
・ガールフレンズ―冴子スペシャル 集英社文庫コバルトシリーズ 1990年 – 対談集+αのバラエティブック
・マイ・ディア―親愛なる物語 角川文庫 1990年 – ブックガイドエッセイ
・いっぱしの女 筑摩書房 1992年 のち文庫
・冴子の母娘草(ははこぐさ) 集英社 1993年 のち文庫
・ホンの幸せ 集英社 1995年 のち文庫

参考:氷室冴子のWikipediaより


懐かしい作品はありましたでしょうか?

最近の若い子は知らないかもしれませんが、作品一覧を見て懐かしい思いに浸っている人もいることでしょう。

銀の海金の大地について

さて、壮大なファンタジー古代史である『銀の海金の大地』についてですが、氷室冴子さんは、この作品を自身の集大成とする予定だったそうです。

氷室冴子さんはこのシリーズを何章かに分けて、トータルで五十巻くらいの長編小説として構想を練っていたらしいのですが…

全体の序章である「銀の海、金の大地 真秀の章」に続く「佐保彦の章」を書き始めるとき、病気のために筆を止めました。

その後、闘病の末に亡くなってしまった事で未完の作品となってしまいました。

古事記にある「狭穂毘古(さほひこ)の叛乱」の物語に前後を付け加え、脚色したストーリーとなっている。
キャッチコピーは「古代転生ファンタジー」。このコピーはすべての単行本の表紙にも印刷されている。
雑誌「Cobalt」上で1991年10月号から1995年4月号にかけて連載され、序章にあたる「真秀の章」が完結した(単行本で全11巻)。
作者のあとがきによると、少なくとも全20冊に及ぶ予定の長編で、次は佐保彦を主人公とした「佐保彦の章」が執筆されるはずだった。
しかし、その後13年ものあいだ、このシリーズが再開されることはなかった。やがて2008年6月6日に作者が死去。未完の作品となった。

引用:銀の海 金の大地に関するWikipediaより

やっぱり未完の作品!なんだか終わらない物語って美しいです。

 


ちなみに挿絵を担当しているのはイラストレーターの飯田晴子さんという方です。

氷室冴子さんが飯田晴子さんに挿絵を依頼した経緯としては

飯田晴子さんが挿絵を担当している、東京界隈で2000冊しか発売されてない作品を偶然見かけ、一目で気に入り連絡を入れたそうです。

また、飯田晴子さんの母が氷室冴子さんのファンで、飯田晴子さんが初めて本屋で購入した小説は氷室冴子さんの小説だそうです。

なんだか偶然が偶然を呼んでいますね!

不思議です・・・

巡り合わせは意外なところからですよね。

ちなみに、イラストレーター飯田晴子さんのTwitterはコチラ


さて、ここまで読んで気になった方はぜひ『銀の海金の大地』を☑チェックしてみて下さい。

不思議な魅力たっぷりの未完成の作品に一度触れてみてはいかがでしょうか?

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